占星術で自分軸を整える方法
自分軸という言葉が何年か前からよく使われていますよね。
では自分軸とは何かを占星術の視点でお伝えしていきたいと思います。
自分軸とは
自分軸とは
周りの価値観や世間の評価に惑わされずに、自分の判断基準を持っていること。
「自分は自分、他人は他人」と切り分けて、自分の気持ちも相手の気持ちも大切にして敬意をはらうこと
セッションでも、
「自分軸がわかりません」
「自分軸とわがままの違いがわかりません」
という質問をよくいただきます。
自分軸がわからない時は
私たちは無意識のうちにたくさんの情報を受け取っています。
電車でもふと周りを見渡すと、ほとんどの人がスマホを見ていますよね。
自分軸がわからない場合、他の人の意見や社会の情報に普段から影響を受けている可能性大です。
いろいろな人の意見を聞いた結果、結局どうしたいのかわからなくなってしまう・・・。
そういう場合は
インターネット、SNS、TVなどを見ないようにして様々な情報から一定期間、離れてみることをオススメします。
いわゆるSNS断食とかデジタルデトックスです。
こうやって情報を遮断すると時間にゆとりができて生活が丁寧になり、自分に目を向けることができるようになります。
そして他人と比べなくなり、自分の感覚や価値観がはっきりしてきます。
自分軸とわがままの違いとは
「自分軸とは自己中心のことですか?」というご質問もありますが、この2つは全く違います!!
自己中心やわがままは、自分のことしか考えてない状態。
でも自分軸がしっかりしている人は、相手には相手の軸があることをちゃんと知っている。
だから自分を尊重できるのと同時に相手も尊重できるのです。
「自分には自分の考えがある、だから相手には相手の考えがある」とわかっている。
だからこそ、お互いの意見が違っても相手の意見も大切にすることができるし、
価値観の違いから学んだり、大きな気づきを得ることができるのです。
占星術でいう自分軸とは
占星術でいう自分軸とは、
・ASC(アセンダント=自分)とDSC(ディセンダント=相手)という横の軸
・MC(エムシー=社会)とIC(アイシー=自分の心の基盤)という縦の軸のこと。
これらは実際の星ではなく、計算上で求めたポイントのことで、下のホロスコープの黒くて太い線の縦軸と横軸のことです。
横軸のASC=自分自身でDSC=相手や他者。
自分の考え方に対して、相手の考え方を取り入れ自分を成長させるのがASC-DSC軸(横軸)です。
縦軸のMC=社会での目的、IC=心の基盤です。
自分の心や意識を整えてやりたいことを成し遂げるのには、この縦軸の自分軸がしっかりしている必要があります。
この縦軸と横軸のバランスを整えることで自分軸がしっかりしてきます。
どちらかに偏ると分中心となったり、相手や社会の基準で判断したりと軸がブレてしまいます。
偏りなくバランスがとれている状態が自分軸が整っている状態です。
もし自分の軸がブレていると感じたら
ASCに偏り、自分中心になっていないか
DSCに偏り、相手中心になっていないか
MCに偏り、社会中心になっていないか
ICに偏り、心の基盤がグラついてないか
自分の状態を確認してみてください。
自分中心になっていたら、相手のことも考えてバランスをとる。
相手中心になっていたら、自分の気持ちも尊重してバランスをとる。
ホロスコープを見ると、この縦軸や横軸付近に天体が多いと、偏りやすくなる傾向にありますので
セッションではバランスをとるための方法についてもお話ししています。